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えひめ、人とモノの流れ(平成19年度)

1 重信地区の発展

 東温(とうおん)市重信(しげのぶ)地区は、県の、ほぼ中央松山平野の東部に位置し、北部は今治市と西条(さいじょう)市に、東部は西条市に南部は皿(さら)が峰(みね)連峰を境として上浮穴(かみうけな)郡久万高原(くまこうげん)町に、西部は県都松山(まつやま)市に接する。南北の山と丘が地域の70%を占めている。中央の平野部には一級河川の重信川が横断し、流域は水利に恵まれた肥沃(ひよく)な農耕地帯で、古くから米麦中心の農村として栄えてきた。近年は都市近郊の立地条件を生かした農業がめざましく成長し、キクやイチゴなどの施設園芸は県下屈指の生産量を誇っている。近年は都市近郊の立地条件を生かした農業がめざましく成長し、キクやイチゴなどの施設園芸は県下屈指の生産量を誇っている。
 また他の地域に比べ公共施設が多く、国関係では愛媛大学医学部及び付属病院、国立病院機構愛媛病院、松山刑務所、陸上自衛隊演習場、県関係では東温高等学校、しげのぶ特別支援学校(平成18年4月1日に第一養護学校と第二養護学校が統合されて、しげのぶ特別支援学校となった。)、第三養護学校、緑化センター、県営牛渕団地などがある。そして国道11号バイパスや高速道路などの道路整備も進み、地区の様相は次第に郊外都市へと変貌している。
 重信地区(旧重信町)の変貌や都市化の進展、また県立養護学校の設置などについて、**さん(昭和18年生まれ)と**さん(昭和19年生まれ)から当時の様子を聞いた。