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えひめ、女性の生活誌(平成20年度)

(3)女性の楽しみ

 四国中央市の**さんは、「中曽根(なかぞね)では『お観音さん』を祀(まつ)っているところが集会所になっており、今でも毎月18日になると20人近くの地区の婦人が集まり、念仏を唱え、お寿司などを食べ、歌ったり踊ったりして楽しんでいます。戦後豊かになったころに始まった地域の行事です。他の地区でもお大師講などがありましたが、今はなくなりました。女の人にはそういう寄り合いがあったのですが、男の人にはなかったように思います。」と話す。
 新居浜市の**さんは、「垣生(はぶ)でお大師講は、戦前からやっている主婦の行事で、1月、3月、9月の20日の日にやっています。法泉寺(ほうせんじ)に婦人部の主婦が集まり、ごちそうをつくり、お参りに来た人に振る舞います。自分たちも食べるし、主婦の楽しみの一つです。」と話す。