データベース『えひめの記憶』
わがふるさとと愛媛学 ~平成5年度 愛媛学セミナー集録~
Ⅰ 祭を語る
■目 的
新居浜市民が一丸となって盛り上がる「太鼓祭」を取り上げ、身近に貴重な調査対象があることを有識者の対談から浮き彫りにするとともに、地元在住の研究者から活動の実践例とその成果について発表を得、相互の討論を通じて、身近な地域学習「愛媛学」への参加を呼び掛けます。
■内 容
□開催日 平成5年9月19日(日)13:00~
□場 所 別子銅山記念図書館ホール
□テーマ 「わがふるさとと愛媛学」~祭を語る~
□主 催 愛媛県生涯学習センター
新居浜市・新居浜市教育委員会
□日 程
12 : 30~13 : 00 受 付
13 : 00~13 : 10 開講式
挨拶(愛媛県生涯学習センター・新居浜市教育委員会)
13 : 10~15 : 00 対談講演
県外講師 松本 通晴
地元講師 佐藤 秀之
15 : 00~15 : 10 休 憩
15 : 10~17 : 00 ワークショップ〔研究発表と討論〕
コーディネーター 佐藤 秀之
地元研究者 加藤 明男
髙科 親司
門田 邦彦
村上 輝男
■出演者プロフィール
□対談講演(県外講師)
〇松本 通晴(同志社大学文学部教授)
生活史聞き取りを中心とした調査により、新しい地域研究を進めている。別子銅山労働者の調査など新居浜地方の研究も
多い。(新居浜市出身)
□対談講演(地元講師)・コーディネーター
〇佐藤 秀之(西条市立大町小学校教諭)
西条、新居浜の祭に関する研究を進めており、文化振興財団懸賞論文優秀賞に選ばれた。
□ワークショツプ(地元研究者)
〇加藤 明男(川西地区太鼓台運営委員会相談役)
平成4年度シンガポール派遣団の一員として参加。一宮神社のかきくらべの際には、場内放送を担当し解説している。
〇髙科 親司(司法書士、元新居浜市立図書館長)
図書館在任中に『新居浜太鼓台』の編集に携わった。太鼓台の飾り幕の制作者としても知られ、数多くの自治会・子供会
の太鼓台制作の指導者でもある。
〇門田 邦彦(松山南高校教諭)
少年時代、教員生活を通じて18年余の新居浜在住の経験がある。東予地方の地理の研究を続けており、新居浜太鼓台を
テーマにした論文もある。
〇村上 輝男(新居浜生涯学習大学学長、元教員)
新居浜のくらし全般にわたって詳しく、太鼓台の歴史的背景と庶民のくらしとのかかわりを熟知している。