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わがふるさとと愛媛学Ⅳ ~平成8年度 愛媛学セミナー集録~

◇地域づくりとは

 会の活動も初めのうちは元気がよくて、みんな一生懸命やってくれたのですが、それぞれの仕事が忙しくなってくるし、活動をやっていることが少しずつ負担に感じるようになってきました。毎月の会合の出席者も、多くて10人程度、少ない時で5、6人という状態となっていきました。
 それでもなんとか活動を続けて、「川登の水車」は持ち主の方の御厚意で復活しましたし、砥部町文化協会と手を組んで、インド最南端ケラーラ州の代表的な伝統芸能「力タカリ舞踏劇」の砥部公演のお世話をしたりと、少しでも砥部の町が元気が出るような手助けをできたらと思い、現在まで活動をしているわけです。
 先日の9月30日には、砥部町の商工会と懇談会を持ち、旧砥部町の商店街をどのようにしたらいいかを話し合いました。私たちには大した知恵はありませんが、今残っているいいものを見つけて、それに少し手を加えたら、ずいぶん変わってくるのではないかと申し上げたところです。
 私の活動状況の報告みたいになったのですが、以上で話を終わらせていただけたらと思います。ありがとうございました。