目次

えひめ、昭和の街かど－生活を支えたあの店、あの仕事－（平成21年度）

はじめに

本書のねらい・凡例

第１章　つくる、運ぶ、売る

第１節　人々の生活を支えた技－昭和の職人－

１　鉄を鍛える－村の鍛冶屋－

（１）蹄鉄鍛冶として河辺村へ

（２）親方は父親

（３）村の産業とともに

（４）鉄を鍛える技と心①

（４）鉄を鍛える技と心②

２　タガを締める－桶職人－

（１）入れ物が桶しかなかった時代

（２）生活の変化と桶屋

（３）木の温もりを伝える技①

（３）木の温もりを伝える技②

（４）職人がいなくなる

３　製造から販売へ－家具職人－

（１）手作りへのこだわり－家具職人－①

（１）手作りへのこだわり－家具職人－②

（２）タンス店主として

第２節　くらしや産業を支えた動脈

１　島のくらしを支える渡海船

（１）島の産業とともに

（２）島の便利屋

（３）渡海船の現状

２　銅山を支えた大動脈－別子鉱山鉄道－

（１）鉄道学校から予科練へ入隊

（２）井華鉱業株式会社へ入社、鉄道課へ

（３）あこがれの機関士として

第３節　人々の生活を支えた商い

１　街かどの店－「かどみせ」と親しまれて－

（１）伊予鉄横河原線開通とともに店を移転

（２）アイスキャンディーの老舗

（３）街のよろず屋として

（４）商店街がショッピングセンターだった時代

２　創業60年の歴史に幕を下ろす－傘専門店－

（１）クジャクの羽根のように

（２）どんな傘でも直してもらえる

（３）人とモノの流れの変化

３　山村のくらしを支える－峠の行商人－

（１）商いの師匠は隣のおばさん

（２）独立して一人で商売

（３）人と人とをつなぐ

（４）みんなが親戚のような気持ち

第１章　つくる、運ぶ、売る＜参考引用文献＞

第２章　楽しむ、学ぶ

第１節　地域とともに

１　街かどの銭湯

（１）日本人と銭湯

（２）大正湯のあゆみ①

（２）大正湯のあゆみ②

（３）今日の銭湯

２　島の散髪屋さん

（１）父の姿を見て志した理容師

（２）親子で散髪屋を営む

（３）島の散髪屋として

３　町の写真館

（１）レンズを通してみる地域の人々

（２）フィルムからデジタルの時代へ

第２節　楽しむ

１　長浜にあった水族館

（１）水族館のあゆみ

（２）閉館、そして長浜高校水族館へ

２　三津浜にあった競馬場

（１）競馬に魅せられて

（２）三津浜競馬場の盛衰

第３節　学ぶ

１　街かどの学習塾

（１）女子師範を出て小学校の先生に

（２）学習塾で教える

２　地域の剣道場として

（１）二百年の歴史を刻む

（２）伝統を継承する

（３）地域に支えられて

第２章　楽しむ、学ぶ＜参考引用文献＞

第３章　昭和の街かどをたどる

第１節　東予の街かど－今治市波止浜－

１　波止浜の街かど

（１）町並みの成立と発展

（２）波止浜の街かど－あの店、あの仕事－

２　波止浜のくらし

（１）人の往来

（２）日常生活の中で

３　町の移り変わり

（１）製塩業の盛んだったころ

（２）造船業のにぎわい

（３）未来へのまちづくり

第２節　中予の街かど－伊予市双海町上灘灘町－

１　上灘灘町の街かど

（１）町並みの成立と発展

（２）上灘灘町の街かど－あの店、あの仕事－

２　上灘灘町のくらし

（１）町と村のつながり

（２）子どもたちの楽しみ

（３）年中行事

（４）町のできごと

３　町の移り変わり

（１）晒し蝋の仕事とともに

（２）ブラジル帰りのスタンド経営

（３）化粧品店とともに

（４）海の幸を商う

（５）釣り船屋稼業も続けながら

第３節　南予の街かど－愛南町御荘平城－

１　御荘平城の街かど

（１）町並みの成立と発展

（２）御荘平城の街かど－あの店、あの仕事－①

（２）御荘平城の街かど－あの店、あの仕事－②

２　御荘平城のくらし

（１）「陸の孤島」と言われて

（２）日常生活の中で

（３）年中行事

（４）サーカスや映画ロケがやってきた

３　町の移り変わり

（１）札所の門前にて

（２）商店街に「革命」が起きた

第３章　昭和の街かどをたどる＜参考引用文献＞