データベース『えひめの記憶』
県境山間部の生活文化(平成5年度)
(5)地域活動への参加
地域活動への参加状態についてみると、①町内会・自治会40.2%、②公民館活動40.0%、③スポーツ・趣味の会38.7%、④PTA34.8%、⑤婦人団体21.4%等が上位を占めている(図表2-2-10参照)。
逆に、「どれにも参加しない」が、全体としては10.6%で、宇和海や瀬戸内に比べて低いが、34歳までの若いものにかなり多いのが気にかかる(図表2-2-11参照)。
次に、近所づきあいについてみると、「なにかにつけ相談したり、助け合えるようなつきあいが望ましい」と考えている人々が多い。
年齢層別に見ると高齢者ほどこの傾向は強い。ここでも、山間部の村落共同体としてのまとまり、連帯、助け合いなどの強さがうかがわれるようである(図表2-2-12参照)。