データベース『えひめの記憶』
県境山間部の生活文化(平成5年度)
(1)くらし向き
10年前と現在と将来のくらし向きについて、どのような意識をもっているか調査してみた。その結果を加重平均すると図表2-2-13のとおりである。全体としては、10年前はちょっと苦しくて、現在は普通、将来は10年前よりももっと苦しくなると答えている。これを宇和海や瀬戸内と比べて見るといずれの時期も山間部の人々の方が苦しいと判断している。
また、年齢層別にみると、現在苦しいと判断しているのは35~65歳の層であり、大変楽であると思っているのは80歳以上の層である。将来は全員が苦しくなると判断しているが、50~64歳の層が最も厳しい予想をしている(図表2-2-14参照)。