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えひめ、昭和の記憶 ふるさとのくらしと産業Ⅵ -上島町-(平成26年度「ふるさと愛媛学」普及推進事業)

第1節 船が結んだ人々のくらし

 現在、上島町は、広島県の、三原(みはら)港(三原市)や洲江(すのえ)港(尾道(おのみち)市生口(いくち)島)、土生(はぶ)港(尾道市因島(いんのしま))、県内の、今治港(今治市)、それぞれ旅客船やフェリーで結ばれている。
 かつて、海上交通が主流であったころには、上島町周辺に多くの船が行き交い、島の浦々に定期船も数多く寄港していた。
 本節では、定期船をはじめとした船とともにあった生活に着目し、佐島では、Aさん(昭和2年生まれ)、Bさん(昭和2年生まれ)、Cさん(昭和3年生まれ)、Dさん(昭和4年生まれ)、Eさん(昭和21年生まれ)に話を聞き、岩城では、Fさん(昭和25年生まれ)、Gさん(昭和30年生まれ)、Hさん(昭和31年生まれ)に話を聞いた。