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愛媛の祭り(平成11年度)

第2章 受け継がれる芸と心

 わたしたちは古くから日常生活をあらためるために、ある決まった日を定め、しきたりとしてあるいはよきこととして祭りや年中行事を行ってきた。そしてその中でいろいろの芸能や競技を演じてきた。それらは伝統的に、その時々の場で繰り返し演じられてきた。
 本章では、こうしたハレの日(*1)の行為として受け継がれてきた神楽(かぐら)や風流(ふりゅう)(民俗芸能の群舞)、技と力を競う競技などの様子とそれに携わってきた人々の思いを探った。


*1:今日の祭日のこと。日常、普段のときをケと呼ぶのに対し、神祭や人生儀礼における祝儀など非日常をハレの行事と称し
  た。