データベース『えひめの記憶』
愛媛県史 社会経済4 商 工(昭和62年3月31日発行)
四 新居浜市議会と工業用水
高度成長期における住友系列会社などの利水問題は新居浜市においても大きな問題で、このため新居浜市議会においても、過去二回(昭和三一・四六年)、工業用水など水資源に関する特別委員会が持たれている。
このうち、昭和三一年(一九五六)の特別委員会の記録を見ることとする。
新居浜市議会委員会条例第三条第一項の規定により、水資源調査特別委員会を次のとおり設置する右発議する(議案 第一四〇号)。
昭和三一年一〇月一〇日提出
一 名称 水資源調査特別委員会
二 目的 市域全般にわたる水資源の調査、特に工業用水・灌漑用水・飲料水の対策について調査研究する。
提案理由 ―抜粋―
「……工業都市といたしまして、この水という……問題は大きな今後の研究が必要……また将来本市において工業をいかにするかということについて……」のような水をいかに調整し、いかに利用するか……本市の今後の伸張がかかっておると……。」