データベース『えひめの記憶』
伊予市誌
八、健康都市宣言
ヘルスパイオニアタウン事業(健康づくり先進都市)は、国民健康保険法に基づく保健施設事業として、昭和五八年度に制度化された事業で、本市はこの事業の指定を受けるよう申請をしていたところ、昭和六〇~六二年度までの三年間における指定を受けることになった。
この事業は、市民の健康保持増進を図り、国民健康保険財政の健全な運営に資することを目的に、厚生省が全国でいくつかの市町村を指定していた。昭和六〇年度には四〇市町村が指定され、愛媛県では野村町(昭和五八年度指定)に続いて、伊予市が二番目である。これを契機に、更に本市では、市民の健康づくりに取り組み、行政と市民が一体となって健康なまちづくりを、積極的に推進することを目指して、同年九月伊予市議会定例会において、「健康都市宣言」を議決した。
健康都市言言
生気あふれる市勢の発展には、すべての市民が健康でなければなりません。私たちは、豊かで明るい家庭と活力あふれる「ふるさと・いよし」の実現を目指して次の目標を掲げ、すべての市民の力強い
団結のもとに、伊予市を「みんなでつくる健康のまち」とすることを宣言します。
一、私たちの健康は、私たちで守り、私たちでつくりましょう。
二、私たちは、栄養・運動・休養の健康三原則をモットーに〇バランスのとれた食事で 〇楽しいスポーツで 〇適度な休養で 健康な体をつくりましょう。
三、年に一度は、健康診査を受けましょう。