データベース『えひめの記憶』
久万町誌
二 農用地の開発
久万町の農用地に関する最も新しい統計資料は、一九六五年の農業中間センサスであり、この統計は表のとおりである。
これらの農用地がいつころからどのようにして造成されたかについては、その開拓史も経過の記録もごく最近のものを除いてほとんど見当たらないため、はっきりとはわからない。
人類の発達史において農耕、生産の変遷は重要な意味をもっており、したがって、農用地の開発はその基盤として特に重視されるし、郷土史構成の観点からも欠くことのできない問題である。
しかし、資料不足のため一貫したとりまとめができず、したがって、戦後の動きを主として取りまとめることにした。