東日本大震災から1年が過ぎました。この日、ヤンボラに来ていた高校生で県社会福祉協議会主催の集いに参加しました。
 桜シートにメッセージを書いていきます。幼児から年配の方まで、たくさんのメッセージが集まっていました。

 被災地から愛媛に移ってきた子どもたちと、ゲストの加藤いづみさんと一緒に「見上げてごらん夜の星を」歌いました。
 会場入口の展示パネルには、松山城でのヤンボラの活動もしっかり紹介されてました。
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平成24年度 被災地支援ボランティア H24 Assistance for affected areas


 
ヤングボランティアセンターでは、23年度から「震災」をテーマにして何ができるかを考えており、昨年1年間は、被災地に向けてのメッセージパネルの設置、東日本大震災復興支援を考える高校生講座の実施、被災地からの修学旅行生との交流等、まずは県内においてできることに力を入れて取り組んできました。その経験を踏まえ、24年度は被災地での直接的な支援を新たな目標に加え、東日本大震災の被災地の人々の愛顔(えがお)を取り戻す一助となるよう、ヤングボランティアセンターに登録している高校生のアイデアを活かしたプレゼントの作成と現地でのボランティア活動に取り組んでいます。この「高校生による愛顔(えがお)でつながるヤンボラ被災地支援事業」には4つの高校から15名の生徒が参加しました。

                    期間:平成24年7月~平成24年8月



1. 7月8日(日)被災地支援ボランティアミーティング 「交流プログラムを考えよう」

       
 被災地支援ボランティアへは4つの高校から15名が参加しています。この日のミーティングは交流するプログラムの意見交換です。  アイデアを用紙に書き込んで、意見をかたちにしていきます。子ども対象のプログラムが多そうですね。  男子3名女子12名と男子が少ないですが、男子も頑張っています。  クリアファイルとミニタオルを持って行くことにしています。
クリアファイル(PDF278KB)
ミニタオル(PDF207KB)


2. 7月14日(土)事前研修会 「被災地の現状や交流プログラムを学ぼう」

       
 被災地でのボランティア活動について、基礎的な知識や心構えを、県社協の喜安恒賀さんから教わりました。
 交流プログラムは、福祉レクリエーションネットワークの濱田博子さんを講師に迎えました。濱田先生は北条高校の活動支援員もされている方です。
 グループごとに行う活動プログラムを実際にやっている様子です。主に高齢者でもできるプログラムを教わりました。
 新聞紙やラップ、アルミホイルでボールを作り、それをつかっていろいろな遊びをします。80分の時間でしたがとても楽しく学べました。しっかり練習をしていきます。


3. 7月28日(土)被災地支援ボランティアミーティング 「交流プログラムを決定しよう」

       
 ミニタオルとクリアファイルが完成しました。イメージ通りに仕上がっています。喜んでもらえるといいですね。
 交流プログラムは、講座で学んだことを取り入れながら修正していきました。アイデアを出し合いながらつくっていきます。
 2つのグループに分かれて大人向けのプログラムをつくりました。各グループごとに分かれてミーティングを行っている様子です。
 それぞれのグループごとに発表しました。これから必要な道具や材料をそろえていきます。楽しんでもらえるよう練習あるのみです。


4. 8月7日(火)~8月10日(金)被災地支援ボランティア 「宮城県七ヶ浜町へ」

       
 8月7日(火)朝、出発の日を迎えました。県庁での出発式で、決意表明をしている様子です。  バスの車中では、交流プログラムの予行演習をグループごとに行いました。  20時間かけて訪れた七ヶ浜町で目に入ってきたのは高く積まれたガレキの山でした。  ボランティアセンターでの朝のミーティングです。この日は全国から160人のボランティアが参加しました。
 仮設住宅の集会所での交流です。体を動かす準備体操を一緒にしています。

 後半はゲーゴルゲームを一緒に楽しみました。  2つのグループに分かれて仮設住宅の集会所を訪れました。もう1つのグループの様子です。
 事前に製作したカードゲームも楽しんでもらえました。
       
 ボランティアセンターへ戻ってお昼休みのひととき。
 午後も仮設住宅の集会所を訪問しました。快く受け入れていただきありがとうございました。  午後のもう一つのグループの活動の様子です。  最後に一緒に記念撮影に応じていただきました。ありがとうございました。
       
 宿泊先は被災してようやく営業を再開された民宿「とと家」さんです。  海岸周辺部を歩きました。震災の爪痕がいたるところに残っていました。  公園に入る連絡路は、3月11日のまま時間が止まっていました。  GSの屋根にも津波の痕跡が残っており、今もそのまま営業していました。
 夜は翌日の児童館訪問に備えてミーティングです。

 お世話になった「とと家」さんへお礼のメッセージとプレゼントです。   児童館でお昼の準備のお手伝いをしている様子です。
 子どもたちにプレゼントを手渡しました。みんな喜んで使ってくれるかな?
       
 児童館のみんなでトンネルを作ってくれました。うれしかったよ!ありがとう。  最後は校門まで見送りに来てくれました。「次はいつ来るの?」ときいてくる子どもの声に応えたいな、と思いました。
 七ヶ浜町ボランティアセンターの前で全員そろっての撮影です。お世話になったコーディネーターのみなさんありがとうございました。
 2日間の活動を終えた帰りのバスの様子です。参加した15名の高校生スタッフのみなさんお疲れ様でした。


5. 8月11日(土) 8月12日(日)壁新聞をつくろう「被災地での活動を紹介しよう」
       
 松山へ帰った翌日に、活動を紹介する壁新聞づくりのミーティングを実施しました。
 事前活動を紹介するグループ、1日目の活動と被災地の様子を紹介するグループ、2日目の活動を紹介するグループに分かれて作業をしました。
 模造紙に写真を配置しながら文章を入れていきます。高校生はこういう作業がとても速いです。
 それぞれのグループの作業が終わりました。壁新聞は11月末の生涯学習夢祭りで掲示する予定です。