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えひめ、昭和の記憶 ふるさとのくらしと産業25-内子町-(令和5年度「ふるさと愛媛学」普及推進事業)

第1節 山間部の景観と人々のくらし

 小田町参川地区の参川という名称は、明治22年(1889年)の町村制施行後、上川(かみかわ)、中川(なかがわ)、本川(ほんがわ)の3村が合併して誕生した参川(さんがわ)村の名称が元になっている。合併前の3村はそのまま、参川村の大字となり、合併を繰り返した現在も内子町の大字となっている。なお、参川の名称は、昭和30年(1955年)に小田町(おだまち)村、田渡(たど)村との合併によって小田町が誕生すると、行政上は消滅した。
 本節では、昭和40年ころの参川地区の人々のくらしについて、上川出身のAさん(昭和22年生まれ)、中川出身のBさん(昭和21年生まれ)、本川出身のCさん(昭和16年生まれ)、Dさん(昭和26年生まれ)、から話を聞いた。