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えひめ、昭和の記憶 ふるさとのくらしと産業24-松山市②-(令和5年度「ふるさと愛媛学」普及推進事業)

第2章 松山西部の産業と人々のくらし

 忽那諸島は、伊予国と周防国をつなぐ防予諸島に属する。防予諸島は古来より四国地方と中国地方をつなぐ役割を果たしてきた。また、松山港は、県都松山(まつやま)市の海の玄関口として、古来瀬戸内海航路の要衝を占め、本州と九州を結ぶ交通や産業上、瀬戸内海における重要港の一つとして発展してきた港である。また生石地区にあった旧軍滑走路は戦後松山空港となり、愛媛の空の玄関口となっている。
 本章では、松山西部の人々の、地域の産業や文化とともにあったくらしや思いについて、その一端を明らかにした。